アクアポニックスとSDGs
アクアポニックスはSDGs(持続可能な開発目標)に貢献する
持続可能な農業の1つとして注目されています。
十和田アクアポニックス農場を運営する栗山ケイセキは
秋田県SDGsパートナーとなりました。
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SDGsとは?
SDGs:Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標は、2015年に国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標。
17のゴール・169のターゲットで地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組む普遍的な指標で日本も積極的に取り組んでいます。
アクアポニックスの採用で貢献できるSDGsは?
アクアポニックスは、持続可能な開発目標(SDGs)に関連する持続可能な農業および食料生産方法です。
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食料安全保障(SDG 2) : アクアポニックスは、魚と植物を同時に栽培する方法であり、食料の供給量を増やせます。限られたスペースや水の資源を効率的に利用するため、食料生産性を改善し飢餓を減少させる可能性があります。
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水資源の持続可能な管理(SDG 6) : アクアポニックスは、水を循環させるので効率的に利用します。水の消費を削減し、水資源の持続可能性を高めます。土耕栽培と比較しておよそ80%削減します。
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持続可能な産業と革新(SDG 9) : アクアポニックスは持続可能な農業技術であり、新たな農業革新となります。特に都市部での農業や食品生産の持続可能性を高める点はとても重要です。
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気候変動対策(SDG 13) : アクアポニックスは、地産地消が可能なので、従来の農業に比べ輸送にかかる温室ガスの排出を減少させる傾向があります。エネルギー効率の高いシステムであり、持続可能な食品生産方法として気候変動への対策に寄与します。
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陸上生態系と水生生態系の保護(SDG 15) : アクアポニックスは、土壌への依存を減らすため、土壌生態系への負荷を軽減します。また、水中での栽培により、水生生態系に影響も与えにくいです。
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地域コミュニティの発展(SDG 11、SDG 8) : アクアポニックスは、地域の雇用を生み出し、持続可能な農業活動を育てながら地域経済を支える可能性があります。
アクアポニックスは、持続可能な開発目標の達成に向けた取り組みとして注目されています。それは、持続可能な食品生産、水資源管理、気候変動対策、生態系保護、地域の発展など、多くのSDGsに対するポジティブな影響を与える技術だからです。
十和田アクアポニックス農場(栗山ケイセキ)は、
秋田県SDGsパートナーとなりました。
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十和田アクアポニックス農場はSDGs(持続可能な開発目標)の達成に意欲的に取り組む企業として、積極的に活動しています。