私共の事業は、十和田湖の噴火によって形成された火砕流堆積物=ケイセキ(天然軽石)の採取と加工・販売を行っています。ケイセキはその特性から、農園芸用土の土壌改良材として使用されています。
これからの日本の農業は食料自給率低下や農業従事者の高齢化・人手不足、脱炭素化など対策は待ったなしの状況です。これらの問題解消をするため新しい農業を模索していたところ、アクアポニックスに出会いました。
アクアポニックスは技術革新、多様性、デジタル化、地球環境保護が融合された、時代に求められた持続可能な農業システムです。
十和田アクアポニックス農場はこの栽培システムを発展させ、雪国ならではの栽培方法を確立し、農業振興に寄与するため、ここ秋田から全国へ向けて普及を図ります。そして次世代が希望を持てる技術にして、若者に積極的に関わってもらいたいと考えています。アクアポニックスのさらなる可能性にご期待ください。
代表取締役 栗山 哲